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旅から感じる異文化~インドネシアの古都・ジョグジャカルタ~

私たち組合スタッフの多くは、留学や旅、交友関係を通じて異文化と
触れ合う機会があるとお話しました。
そこで、アジア圏の国々を訪問する機会が多い理事長の経験談を交えた
「旅から感じる異文化」を不定期掲載でお伝えしています。

主人が40歳でセミリタイアしてからアジアの国々への旅を始めました。
その土地で生活している人が通う屋台や食堂に行き、交通手段で移動し、
時間が許す限り暮らすように旅しています。

その旅先でのできごとをご紹介することで、
日本で働く外国人をより身近に感じてもらえれば幸いです。

~インドネシアの古都・ジョグジャカルタ~

ヒンドゥー教と仏教寺院からなる「PRAMBANAN(プランバナン)」は、
通年30℃を超えるジョグジャカルタの青空とまぶしい緑の中に、
悠久の時を超えて凛とそびえる寺院です。

その姿に感動していたとき、現地の高校生に囲まれたと思ったら、
ツーショットの写真を頼まれ、怒涛の質問攻めにあいました。

旅先で話しかけられるのが日本語であることは珍しくありませんが、
テレビのドッキリ企画か?と疑うほど、高校生の輪がどんどん
大きくなっていきます。
後から分かったことは、彼らが学校行事で遺跡観光に来たこと、
学校で習った日本語を試したかったこと、
そして、日本人と一緒に写真を撮って自慢したいということです。
観光で汗だくのおじさん(主人)とのツーショット写真に、
待ちの列ができたことには面食らいました。

 

世界三大仏教遺跡の一つBOROBUDUR(ボロブドゥール)遺跡を満喫し、
移動のために待合所でバスを待っていると、往きに遺跡まで乗せて
もらったベチャ(自転車タクシー)の運転手に遭遇しました。

遺跡までの道中、猛暑のなか自転車をこぎながら、
片言の英語で街の紹介をしてくれた懸命な姿が印象的でした。

彼は、夕刻にボロブドゥールに到着するバスから降りてくる観光客を
ホテルまで乗せるために待機していて、そこに偶然にも日本人が
降りてきました。

その日本人観光客に自ら声をかけるのかと思いきや、
自分のベチャに乗るよう、主人に説得を依頼してきたのです。
まるで親戚のおじさんに頼みごとをするかのように、ごく自然に。

この出逢いで、インドネシア人の親日家ぶり、
抜群のコミュニケーション力は、想像以上ではないかと
見方が変わりました。

インドネシアの平均年齢は30歳と若く、人口は日本の2倍です。
陽気でコミュニケーション力が高い彼らが日本で活躍してくれたら、
きっと日本の職場は活性化するだろうと、ワクワクした旅でした。

 

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