1.はじめに
自動車整備士は、自動車の点検、修理、メンテナンスを専門的に行う技術者です。車両の機能やパーツの知識を駆使し、トラブル解決や車両の安全性を確保します。
この自動車整備士の人材不足が深刻化しています。下のグラフは、平成24年から令和4年までの自動車整備士の人数の推移です。

対して自動車保有台数は増加傾向にあります。

近い将来、自動車整備士の人材不足が更に深刻化することは間違いありません。
そこで、本記事では、自動車整備士に関連する主な資格について説明し、それぞれの特徴や取得方法、事例を交えて解説します。
2.自動車整備士の各資格の概要
自動車整備業に携わる上で最も基本的かつ重要な資格が「自動車整備士」です。この資格には1級、2級、3級があり、それぞれ求められる知識やスキルのレベルが異なります。



自動車整備士を目指す場合、自動車整備系の高校や専門学校に通って3級自動車整備士の試験を受けるケースが多いです。ただ、3級ですと、タイヤ交換やオイル交換など基礎的な業務のみとなるため、ほとんどの人が2級自動車整備士を目指して整備業務の範囲を広げます。
1級自動車整備士は整備士の中でもわずか3%ほどしか存在しません。2級自動車整備士でほとんどの整備業務を行うことができることから、1級自動車整備士は業務範囲を広げるというよりも高みを目指したりより研鑽を重ねる意味合いで資格取得を目指すケースが多いようです。
それでは、それぞれの資格試験の特徴を見てみましょう。
3.資格試験と難易度

上の表は、各資格の試験の概要とそれぞれの難易度です。3級自動車整備士は、講習を受ければ約9割の方が合格すると言われており、ハードルはさほど高くありません。ただし、2級自動車整備士から実技試験が入り、ぐっと難易度は上がります。
1級整備士試験については、過去に小型自動車整備しか試験が行われていないことから、今後大型自動車整備と二輪自動車整備と統合が図られる予定です。
4.まとめ
自動車業界の技術革新は目覚ましいものがあります。正しく日進月歩という状況で、整備士も日々の研鑽を怠れば、あっという間に時代に取り残されてしまう時代です。
ただ、整備士の新たな担い手は減少傾向にあります。すでに約50%の整備工場が人材不足を訴えていると言われています。
今後この人材不足が深刻化することは間違いありません。今後の整備士業界をどうしていくのか、質を損なわずに新しい風をどう吹き込んでいくのか、今後の動向に注目したいと思います。

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